『成功する子はやりたいことを見つけている』読書会、終了しました

 2021年7月15日に中曽根陽子の新刊『成功する子はやりたいことを見つけている 子どもの探究力の育て方』の読書会を開催しました。

 

一番印象に残っている部分やキーワード

最初にチェックインとして、参加者の方に本で一番印象に残っている部分やキーワードを教えていただきました。


「探究という言葉は、今までなんとなくわかっているような感じでしたが、この本を読んでとても明確になりました」
「自分で決めることが幸せにつながるということにとても納得しました」
「(脳育ての順番として)からだが大事ということに共感します」
「教育の流れがわかりやすくまとめられていて、エビデンスもあるので、納得感が高いです」
「コントロールしないという一文にドキっとしています」


などいろいろな感想をいただきました。読んでくれた方がどんなところに共感してくれたのか、どんなことが心に響いたのかを教えていただき、私たちもとても参考になりました。

 

1章を読んでみてご意見をお聞きしました

その後は、1章の内容について、気になるキーワードを挙げてもらい、感想や気づきなどを皆さんとお話ししました。皆さんが共通しておっしゃっていたのは、教育の流れやこれから社会で必要とされる人材が変わっているのに自分は自分が子どもの頃の価値観をまだ捨てきれないということでした。そうなんですよね。私たち親世代が育ってきた時と求められるものが変わっていることはよくわかっているし、自分も考え方を変えようと思っているけれど、でもすぐに理想にはたどり着けないですよね。

 

お話の端々に皆さんが真剣にお子さんと向き合って子育てをしていることが感じられ、だからこそ理想と現実のギャップに悩まれているのだなとも感じました。中曽根は「子育てこそ探究」とお伝えしています。日々悩みながら試行錯誤していることは探究そのものだと思いますし、うまくいかなくてもお母さんも学びながら頑張っているんだよという姿を子どもに見せていくことも意味があるのかなと思っています。

 

今日からやってみたいこと

最後に、今日からやってみたいことを発表してもらいました。


「子どもからのメッセージを受け取れるようにアンテナを張りたい」
「子どもの話をよく聞く、観察する」
「情報に流されない、他人と比べない」
「子どもへの言葉がけを意識する」
「子どもが選択した結果を口を出さずに見守る」

 

などの意見があがりました。

夏休みに入りますので、皆さんもぜひ何か決めて実践してみてくださいね。

 

マザークエストでは、9月以降にも読書会を企画する予定ですので、お楽しみに♪