『成功する子はやりたいことを見つけている』読書会第1回、開催しました

 マザークエスト代表 中曽根陽子の新著『成功する子はやりたいことを見つけている』を購入してくださった皆さんと本についてお話しする機会を作りたいなと思い、2021年10月7日に著者の中曽根陽子も参加して読書会を開催しました。

 

参加してくださった理由

 最初に自己紹介として、皆さんに参加してくださった理由をお聞きしました。

・好きなことを探究してほしいと思う一方で、習い事で時間が埋まっているという現状を見直したい
・好きなことを応援したいけれどゲームばかりしているのを心から応援するのは難しいのが現状で、本の内容を自分事として落とし込みたい
・周りの人と話をすると、自分が責められている気がして、焦ったり欲張ったりすることがあるが、この本を読んで「子どもが言っていることと同じことが書いてある」と共感した

などが挙がりました。本を購入してくださり、さらに内容に共感してご参加いただけたと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

1章で気になるキーワード

 次に、1章を読んで気になったキーワードを挙げてもらいました。

・自分軸
・詰め込まれていない人
・イキガイ
・親がやるべきことは、子どもが「好き」や「やりたい」ことを見つけるサポートをして、それを伸ばす環境をつくること
・子どもの頃から、自分で考え、選択し、行動する体験を重ねることが大切

どれも「たしかに、そうだよね」と思う言葉が並んでいます!

 

本を読んで、今日から意識したいこと/やってみたいこと

 次に、今の自分に必要だと思うことや今日から意識したいことを皆さんとお話ししました。ゲームやYouTubeばかりしていて心配、うまくいかないと癇癪を起こす子どもにどう接したらいいか、などのお悩みなどが出て、皆さんとどうしたらいいかをお話ししました。お子さんの年齢はバラバラでしたが、だからこそ誰かのお役に立てる経験をお話しできたり、他の方のお話を聞いて参考にしたいと思う場になったのではないかと思います。

 私も、皆さんのお話を聞いて、子どもへの愛情があるからこそ、手出し口出しをしてしまうんだな、と感じました。でも、それって「いろいろ体験させてあげないと機会を逃してしまうかも」「みんなやっているのにやらなくて大丈夫?」といった不安からきていませんか?これが、まさに本の冒頭に書かれている

「これからは、教育熱心な家庭の子どもほど伸び悩む」

ということにつながるのかもしれません。
 本当の意味で子どもを信じるというのは「この子は自分でできるから大丈夫」と少し離れたところから見守ることなのかもしれませんね。

 

今日から実践したいこと

 最後に、今日から実践したいことをお聞きしました。

・子どもを一人の人間として認めてあげたい。自分がワクワクすることを探してみたい。
・余白の時間を作りたい。習い事なども「こなす」から脱却すべく整理してみたい。
・子どもが夢中になっている瞬間に目を向けてみたい。
・私の考えに誘導するのではなく、子どもが選択したことを見守りたい。

などを挙げてくださいました。自分自身が興味のあることを学ぶことにした、とおっしゃっていた方もいて、「子育ては自分育て」でもあるなあと感じました。

 

 この読書会は、月に1回開催していく予定です。本をお読みいただいた方や、この記事を読んで興味を持っていただいた方は、ぜひ次回にご参加くださいね。メンバーに配信しているメルマガで最初に募集しますので、ご興味ある方はメンバーにご登録くださいね。ご登録はこちらから