子どもがボーッとしてる時、脳で起こっていること | マザークエストオンラインサロン エン活部<チーム子育て>第3回エン活タイム開催しました

 

 マザークエストオンラインサロン「エン活部」<チーム子育て>では、子育てあるあるな事例を取り上げながら、私の子育ての軸を作り、「わかった」から「できた」に変えられるよう、参加者の皆様とチームで取り組んでいきます。2022年4月26日に第3回エン活タイムを開催しました。

 

 前回のテーマが「子どものいいところやできているところに注目する」でしたので、チェックインとして、参加者の皆さんにご自身の変化やお子さんに伝えてみてどうだったかを紹介しあいました。

  • 子どものいいところを伝えると、子どもが嬉しそうで、私も嬉しくなった。いい循環になりそう。
  • 息子のいいところを伝え今後を楽しみにしてると伝えたところ、自分がやっていることを今まで以上に話してくれるようになった。前向きな変化も見られる。
  • 娘が早めに学校の準備をしているのを褒めたところ、忘れ物が激減した。
  • 成年した息子だが、周囲から期待されているが不安も大きいことに対し、息子のいいところを挙げて背中を押してあげたらやはり勇気が出たよう。

 皆さん、いろいろとよい変化があったようです。いいところやできていることを認めてもらえると、もっと頑張ろうと思えるようですね。

 

 さて、今回のテーマは「ボーっとしてる場合?」です。
まず、中曽根からのミニレクチャー。最新の脳科学の研究で、「ボーっとしてる時は実は脳はフル回転していて、感情や記憶などの断片をつなぎ合わせ整理をしている」のだそうです。
 確かに、机に向かって考えている時には思いつかなかったことを、お風呂や散歩中にひらめいたりしたことは誰にでもありますよね。なので、ボーっとする時間(やらないといけないことがなく自由な時間)は子どもにも大人にも必要です。


 でも、「やらないといけないことがあるのにぼっーっとしていたら、どうしたらいい?」という疑問も湧いてきます。

 中曽根は、「宿題などやらないといけないことや、食事や寝る時間など家族として守って欲しい時間もあるので、その時が話し合いのチャンス。どうしたらできるのかを子どもと相談していけるといいですね」と言います。

 

 その後、参加者同士で、それぞれの家庭の事例や悩みを出し合いました。参加者の方から「うちの子、活動的でボーっとしていないんです」というお悩みもありました。
 ボーっとしている時間と書いていますが、「何もしない時間」でなくても「自分が好きなことをできる自由時間」が確保されていれば大丈夫です。

 

 そして、寝る時間やタブレットの使用など、健康のことを考えるとルールが必要なこともあり、親として守って欲しいこととその理由を伝えた上で家族会議でルールを決められるといいね、という話になりました。
 親が決めて子どもに守らせるよりも、子ども主体で決めた方が守れる可能性が高くなるようですので、皆さんのご家庭でもやってみてくださいね。

 

 

 最後に本日の感想や次回までにやってみたいことをお聞きしましたので、一部紹介しますね。

  • 既に起きたことよりも、未来へ向かう対話を家族でしたいと思いました。
  • 今日のお話を聞いて、とても安心できました。何かさせようとすると嫌がることもあるので、子どもが興味を持つような仕掛けを考えてみます。
  • 連休中に楽しそうなイベントを見つけたけど、新しいことを始めるより余白の時間を確保することにします。
  • 自分自身にも余白の時間が必要だと感じます。自分を見つめなおす時間を取ってみます。

 やはり1人で頑張るよりみんなで頑張るのがいいなあと感じたエン活タイムでした。<チーム子育て>でご一緒に実践してみたい方は、ぜひご参加くださいね。お申し込みは下記より受付しています。

 

 

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