どうする五月病? | 世界の果てまで探Q#7、配信しました

 

 マザークエスト代表中曽根陽子がClubhouseでのおしゃべりを月2回開催しています。

 

 1つは、第2火曜11:30からの「マザークエストカフェ」。中曽根陽子とマザークエストスタッフまりこが子育てあるあるなお悩みについて話します。

 もう1つは第3土曜の「世界の果てまで探Q」。メルボルン在住子育て笑顔クリエーターのRipさん、子育て真っ最中のSayaさんと中曽根陽子の3人で、自分らしく幸せに生きる力が育つ子育てや教育について探究するルームです。

 

 「世界の果てまで探Q#7」は「どうする五月病?」をテーマに2022年5月14日に配信しました。

 

 久しぶりの10連休となった今年のゴールデンウイーク。皆さんはどんな過ごし方をしましたか?
 ちょっと離れた博物館まで自転車で行って楽しかったという話から始まった今回のトーク。でも、休み明け、子どもは元気だったんだけれど、親の方が疲れが出て、ちょっとしんどかったというお話から、子どもだけでなくて大人も、休み明けってペースを取り戻すまでに時間かかるよねという話で盛り上がりました。

 

 長期休み明けに、学校への行き渋りや自殺も増える日本と違って、オーストラリアでは5月病という言葉にあたる言葉はないそうです。それは、好きな時に休みを取れるという習慣の違いもあるけれど、ストレスを溜め込む前に自分から発散するという国民性も大きいようです。

 

 それでもRipさんのお子さんも、「今日は学校に行きたくない」という日もあるそうで、そんな時、お子さんは「今日はウェルビーイングデーにする」と言って休むそうです。ウェルビーイングって、精神的身体的社会的に良好な状態にあることですが、そういう言葉を使って子ども自身が自分をメンテナンスするって、とってもいいなと思いました。


 「多分学校でそういう話が出ているんだと思う」とRipさんはおっしゃっていましたが、お子さんの学校では、スクールカウンセラーが常駐していて、子どもたちはいつでも気軽にその部屋に立ち寄って、おしゃべりをしているんだとか。

 

 自分で自分の心や体の状態に気づけて、そういう気持ちを吐き出して受け止めてもらえる場所があるってとっても大事ですよね。


 そして、ウェルビーイングデーというポジティブな言葉で表現することで、セルフメンテナンスすることの大切さを子どもの頃から教えられているって・・・日本も学ぶべきだなと思いました。

 

 子どもが「学校に行きたいくない」と言い出したら、ドキッとしますが、「そんな時もあるよね。じゃあ今日はウェルビーイングデーにしようか」とゆったり受け止められるといいですね。

 

 そんな気持ちのゆとりを持つためにも、親自身が、自分メンテナンスすること。そして、お家の中にも一人でゆっくりできる場所を作れるといいよねというお話になり、Ripさんのお宅では、素敵な籐のハンギングチェアがそういう場所になっていると写真を見せてもらいました。
 あーおしゃれ・・・。

 まだまだ休むことに対する罪悪感を持ってしまいがちな日本社会ですが、ウェルビーイングデーを流行らしたいなと思いました。

 

 Ripさん、Sayaさん、スピーカーに上がってくださった方々、聴いてくださった方々、ありがとうございました。

 

 次回マザークエストカフェ#14は、2022年6月21日(火)11:30~お話しします。
世界の果てまで探Q#8は、2022年6月11日(土)12:30〜「どうする意味のない宿題?」をテーマにお話しします。

 

 ご興味のある方は、Clubhouseで「子育て教育探Qチャンネル」を検索するか、下記リンクより、"Join"ボタンをクリックしていただくと、ルームが始まると通知が送られます。来月もお楽しみに♪

 

https://www.clubhouse.com/club/子育て教育探qチャンネル

 

 マザークエストでは、今後も皆さんの子育てに役立つ講座を開催していきますので、ぜひメンバー登録をしてくださいね。
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