「興味が次々と移る息子、もっと深堀りするには?」配信しました | マザークエストカフェ#17 on Clubhouse

 

 マザークエスト代表中曽根陽子が毎月第3火曜日お昼にClubhouseでおしゃべりする「マザークエストカフェ」。中曽根陽子とマザークエストスタッフまりこが子育てあるあるなお悩みについて話します。マザークエストカフェ#17は「興味が次々に移る息子、もっと深堀りするには?」をテーマに2022年10月18日に配信しました。

 

 今回のテーマは、幼稚園での保護者向け講演の際に頂いた質問から「探究してほしいと思うけど、興味が次々に移ってしまう息子、もっと深堀りしてもらうにはどうしたらいい?」という質問を取り上げました。

 

 最近の子ども達は、産まれた時からスマホがあり、いろいろなことに興味を持つ反面、飽きが早いことも指摘されているようです。中曽根からは、「いろいろなことに興味を持つのはいいこと。興味が移ってもあまり気にせず、その興味を次につなげられるような問いかけやネタ出しができるといいですね」とアドバイスしました。

 

 今回も何人かの方がスピーカーに上がって経験談を話してくれました。1人目の方は、習い事もいろいろしていたけど意識して何もない日を作ったり、とことんつきあう時間も作っていて、それが今活きていると感じるという体験談をお話ししてくれました。また、お子さんが小さい頃、「親から見るとボーッとしてるように見える時も頭の中では何かを考えていたよう」「今の子は忙しすぎて、どうしたらうまくできるかをじっくり考える時間がなくて探究心を小さくしてると思う」とおっしゃっていて、中曽根が著書『成功する子はやりたいことを見つけている』で書いているのとまさに同じだなと思いました。

 

 コメントでも、「子どもにとってよいと思うことを与えるのがベストと親は考えがちですが、子どもがやりたいと言ったことを深掘りしたり、一緒にしてあげる方が結果的に学びが深い」というご意見もありました。本当にその通りですよね。

 

 2人目の方は、お子さんがきのくに子どもの村学園を卒業された方でした。印象的だったのは、好きなことをやっているので勉強に対するスト

レスがなく、やらないといけないと思えば長時間勉強することもできるのだそうです。高校生になった今も学校での成績はよく、集中力も高いようでした。勉強をちゃんとやっておかないと後で苦労する、と大人は考えがちですが、長期的には「勉強は楽しいもの」と思えることが一番の推進力となるのだなと改めて感じました。また、「自律とは自分で何でもやることではなく、人に助けてって言えること」と教えられたそうです。親として心に留めておきたい言葉ですね。

 

 3人目の方は、ご自身が興味が次々移っていくタイプだそうですが、本当に好きなものは、(今の)興味が他に移ってしまっても、心のどこかにあるとおっしゃっていました。「何も興味がなさそうな次男が気になることもあるが、今日の話を聞いて焦らず委ねようと思えた」とおっしゃってくれました。

 

 中曽根からも「それぞれの才能を活かしていければ、社会はよくなっていくはず。お互いに認め合って、いいところを見ていけるようになるといい。あきらめやイライラから放っておく、というのではなく、信頼して見守る親でいたいですね。」とお伝えしました。

 

 スピーカーに上がってくれた皆さま、ありがとうございました!聴いてくださった方々もありがとうございました。

 

 次回は2022/11/15(火)11:30~「のんびり屋さんの息子にイライラして、つい指示が多くなっちゃいます」をテーマにおしゃべりします。

 

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