マザークエスト第3回特別授業 幸福学の視点から、子育てをポジティブにするワークショップ 終了しました


開催日:2016年10月23(日)13:00~16:00

講師:慶応義塾大学大学院 システムデザインマネジメント科教授 前野隆司


 

先週は慶応大学大学院システムデザインマネジメント研究科の前野隆司教授をお招きして「幸福学の視点から、子育てをポジティブにするワークショップ」を開催しました。


「幸せになりたい」と誰でも願っていると思いますが、
幸せになる方法を知っている人は少ないのではないでしょうか?


前野先生の研究で明らかになった幸せの4つの因子を教えて頂き、幸せを感じるワークを体験しました♪

 


「○○があったら幸せになれる」と聞くと、
お金や物、地位といったものを思い浮かべがちですが、
実はこれがある幸せは長続きしないのだそうです。
(確かに、ちょっとお金持ちになると、もっと欲しい、となりそうですよね)


一方、安全や健康、親友がある幸せは長続きするそうです。
幸せな人とは、性格のいい人であるという統計的データもあるそうですよ!


そして、ずっと健康でいるために、食事や運動に気を配るのと同じように、
幸せでいるために、心を整えるようになっていくそうです。
予防医学のような感じですね。


前野家の子育てのエピソードを
お父さんの立場、お母さんの立場の両方からお聞きできたのもとても興味深かったです。


父親だからできること、
母親だからできること、
どちらもやっぱりあるし、どちらも正解。

夫婦で対応を合わせるよりも、役割分担をすることで、子どもにいろいろなメッセージを伝えることになるそうです。
これはすごく腑に落ちました。


前野先生が何度もおっしゃっていたのは、「幸せはうつる、不幸せもうつる」。

ママが幸せなら、子どもも幸せ、家族みんなが幸せになりますね♪


教えてもらった4つの因子を日常の中で思い出しながら、
子どもと楽しく日々を過ごしていきたいなと改めて強く感じた時間でした。


前野先生と奥様、そして、ご参加の皆様、幸せに溢れる時間をありがとうございました。